【スクール】ゲイブリエル・ハラミロ特別クリニック2013/05/04 14:00

安鳩方が、私を帯同して、5月3,4日兵庫県神埼郡のリゾートホテル"リラクシア"でのゲイブリエル・ハラミロ特別クリニックに参加しました。
ゲイブ氏は錦織を世に出した後、lMGを離れ、現在クラブメッドテニスアカデミーを率いています。

安鳩方が小6時に受講して経験済みですが、ゲイブ氏のクリニックは細部まで徹底して矯正を加えます。
多くの単発のクリニックや強化練習が、さしたるアドバイスもせず、矯正には手を染めず、お座なりに終わるのがお決まりなのと対照的です。

私はゲイブ氏のトップダウン的に矯正を強制するスタイルは好きです。
後日の取捨選択の場面での、取においても捨においても、本人コーチ共々、その後の取り組みへの大きな自信とモウチベーションが生み出されるからです。

また私にとっては、一方的に講義を授かるような形式のセミナーと比べて、それがデモのジュニアを備えていたとしても、アドバイスに対する教え子の微妙な反応をつぶさに観ることは、はるかに大きな研修となります。

企画された佐藤政廣さんには今後「教え子参加型・徹底矯正方式・指導者セミナー」開催の先導をお願いしたいと強く思いました。

有意義な二日間でした。
熱心に指導して頂いたゲイブはじめコーチングスタッフの皆様には感謝申し上げます。
意見交換させて頂いた方々と、安鳩方にエールを頂いた方々には、 お声をかけて頂いたことに感謝申し上げます。
佐藤さんには、お誘い頂いたことへの感謝を、日本のテニス発展に対する熱意と大局的見地への敬意を込めて、ここに記させて頂きます。

ありがとうございました。

【スクール】世界トッブクラスの指導を経て2013/05/07 23:27

ゲイブリエル・ハラミロ特別クリニックを経て
クリニックに感じた感謝の気持ちの深さ以上に
私は、自分のテニス指導に自信を深めました。

[感謝=自信を持ってはいけない]じゃないですよね。

もちろん解っています。
優れたテニスブレイヤーの育成は
優れたテニス指導だけでは成し得ない。
ということを。

近い将来、または近い近い将来、
安鳩方をゲイブのアカデミーのような所に預ける時がくることは、私の視野にあります。

しかし、世界トッブの指導と比較して思いました。
「私のやり方は世界に勝てる」と。
特別クリニックが、そほ実力の一部しか公開していないことも解っている前提でです。

私の指導力は、安鳩方のテニスを飛び切りに磨くために行使する責務を負っているはずです。

そしてそれは今は、今のはずです。

【スクール】納得して買ったラケットですが2013/05/07 23:56

みなみ(中1)と鈴蘭(小5)が、十分試打して納得して二本買ったばかりのラケットを機種変更です。

遠因は3月の大阪ジュニアに急遽合わせて買ったことです。
近因はラケットの三要素[重さ,静的バランス,動的バランス]の微妙なアンフィットです。

みなみの場合
プレステージは大阪ジュニアでは超お気入りでした。
しかし大会後の強化策によるネットプレイ向上がもたらしたプレイスタイルの変化に、三要素のアンフィットが早くも浮上し始めたのです。

鈴蘭の場合
X2.0は、大阪ジュニアのバック安定と引き換えにフォアを狂わせました。
大会後、その解消にグリップを分解して一応の成果は上がっていました。
X2.0の内臓ウェイトは安鳩方も私も6〜7cmの移動と4〜6gの増量を施しているのです。
しかし、密かに狙っていた5月10日発売の上位モデルをバランスを応急調整して試打させてみたら、フレックス,三要素共にピタッとはまってしまいました。

普通のスクールのコーチなら疑うはずもない微妙なアンフィットが
チューンナップも宮大工級にこなす一流専門店店主の顔も持つ私には見えます。
見えるから絶妙に提案してしまいます。

私の絶妙は、親には絶句をもたらしてしまうでしょうね。

しかしこれ。
ラケット代金出費<受講料の経済的損失
(機種変更によって得られるはずの上達を逃す経済的損失と比べたらラケット代金は小さい)
となるわけです。

【スクール】納得して買ったラケットですが-22013/05/11 18:08

本日、みなみと鈴蘭が新しいラケットになりました。

みなみは店頭のピュアストームツアー2本が4g,2mmの差。
鈴蘭が取り寄せたX2.0ツアー2本が7g,2mmの差。

しかし二人とも慣性モーメントの差が1以内。
ラッキー! 大がかりなチューンナップはしなくて済むぞっ。
とは言え
それぞれ1時間仕事です。

私はほぼ全てのラケットについて、どの部分にどんな種類のウェイトが内蔵されており、どんな手法で削れば良いか・・・頭に入っています。
電動ドリルで内蔵ウェイトを歯医者に近い仕事で微妙に削ります。

二人とも、二本のラケットの
重さ0.2g差,静的バランス1mm以内,慣性モーメント1以内のチューニングに成功です。
これはもう、コーチの愛情の域の数値です。

でも、全国を目指すと言うことはこういうことも含みます。
『本人にとって過剰品質,コーチにとって自己満足に終わらせないでくれよ』
と願いつつ、買い増しに備えるいつもの作業としてiPadに仕組んだBento4にデータと、加工中の写真を入れました。

【スクール】高石市テニスフェスティバル優勝-2,32013/05/12 17:31

本日、高石市テニスフェスティバルで本校ジュニアが頑張りました。

女子B級複で菜那子(中2)・みなみ(中1)チームが優勝。

5年前の安鳩方(中1)・直子(中1)チームのように、A級で優勝を狙うべきだったことは
6-1,6-0,6-0,6-1,6-1,6-1のスコアに表れています。
昨年秋のB級複2回戦1-6負けからの急成長を読み誤ったかも知れません。

けれど、B級のママさん達に揉んで頂いたのは半年前 。
今回のB級参戦は妥当だったし、優勝はそのお礼奉公となったはずです。
有難うございました。


なお、ある対戦で菜那子がボレーを相手の手にぶつけたそうです。
当たった時何度も誤ったようですが、謝り方が足りなかったのでしょう。
その一球はゲームセットの握手時に、忠告を頂戴するほど、二人は思いもかけず、相手を憤慨させていたようです。

あの子達は、私にポンと当てるだけのボレーを固く禁じられ、リストワークと高速スイングをハイブリッドした難易度の高いつぶし系サイドスピンを課せられている、修行中の身です。
相手ボディを回避してウイナーを取るまでには、お恥ずかしいながら至っておりません。

また、その攻撃は
半年前に惨敗させられたB級ママさん達の、ボレー切返し能力を高く評価してのもの
半年間の自分達のボレーの向上を低く評価してのもの
もしくは片手バックのハイボレーにつき頑張り過ぎたもの
でしょう。

その辺りがまだまだ未熟な少女だと、笑ってお許しのほど、お願い申し上げたいです。

男子Jr.級複で西田京平(中2)・上野剛志(中3)チームが優勝。
二人にとって嬉しい初優勝です。