【歴史7 1980年】コート自作2011/03/04 09:38

資金は無いけれど、お客さんも少なく、時間はたっぷりあった開業当初、私は毎日テニスコートの自作に励みました。高校時代、コートの全面補修をさせられたことが活かされました。作業は開業前から数ヶ月かけて進めていました。

フェンスとブロックを建てました(写真左上)。

ショベルで地面に水勾配を付け、排水パイプを埋め、砂利を敷きました(写真右上)。

さすがに砂利の転圧は人力ではできませんが、幸運にも近所の阪南機工でロードローラー を6,000円でレンタルできました。これは楽なだけでなく、ワクワクして乗りました(写真左下)。

けれども土は高石市が規制のため早朝4時に11トン車で運ばれました。歩道に大きくはみ出た山を一輪車で運び、登校時間に通学路を間に合わせるのは大変でした(写真右下)。

自作と言っても決して独りでありません。父との二人三脚だけでなく、従兄の田野さんや高中テニス部同級生で親友の真鍋君と辻林君に手伝って頂いたことで随分はかどりました(写真右上)。

通常300万円かかるコートを70万円で仕上げることができました。