【スクール】トピア打ち-22013/11/12 15:25

私の指導は、実にアンバランスです。
アンバランスな練習こそがバランスの取れた試合を生むという信念からです。

シンプルな例を上げると

ストロークをトップスピンとフラットをまんべんなく使う選手に育てたいとき
両者を均等に練習してはなりません。
私は、人によって成長過程によって
トップスピンを禁じた練習を組むことがあり
その反対もあります。

試合でフラット偏重になるボレーミスの多い子に
フラットボレー 対 回転系ボレーを、50 対50 で練習させたら
確実にフラット多用によるボレーミスがさらに増えます。
そんな場合、回転系ボレーのみを要求することがあります。

それらを、どの成長過程で、どの程度に、どの期間
アンバランスにすべきかがコーチの采配の振りどころです。

その采配力を磨けた一つの要因が、個人レッスンです。
グループレッスンだけでは偏重練習は不可能ですから。
私は、育成ジュニアには個人レッスンを週3回以上組み込みます。

もう一つは試合分析です。
低料金に設定しているとは言え
私を多くの試合に帯同してくれた、過去と今の父兄に心から感謝します。
小学低学年のサテライトから全国大会まで、無数とも言える経験は私の宝です。
対戦相手, その日の調子, メンタルの変化により
様々な様相を呈するからです。

この個人レッスンと試合分析のサイクルを通じた
評価システムの確立が、私のアンバランスな練習を支えています。
そのアンバランスはシンプルな技術に留まりません。
戦術や戦略にも当てはめます。
個々の微細なショットにも当てはめます。

『このやり方もあります。あのやり方もあります。』
『みんなバランスよく練習しましょう。』
って指導者を拓郎に呼ばせたら「見出し人間」でしょう。
私は「見出しコーチ」には選手は育てられないと確信しています。

トピア打ちと言われるものも
私の評価システムがもたらした現れかも知れません。
最終的には、バランスの取れたプレイスタイルを創造していきますが
その課程の真っ只中で移籍した過去のジュニアの中には
単なる偏屈なコーチだったと思ったケースもあったはずです。

【スクール】大阪サテライト三位&関西強化合宿2013/11/17 19:28

大阪Jr.サテライト靫大会U15で菜那子が三位でした。
サテライトと言えども表彰は嬉しいものです。
三位と言えども表彰は嬉しいものです。

って、あまり嬉しそうにない写真ですねぇ。
4-6で判りますが、悔しい結果だったようです。

私は、16,17日と関西テニス協会の強化合宿で
鈴蘭(小5)を連れてビーンズドームでした。

次々と掲げられる課題を
同世代の関西上位がどう実現するかを
教え子と照らし合わせて観ることは大きな収穫です。

私にはもう一つの価値があります。
会場は、自分一人では獲得できない
知恵と情報の宝庫だからです。
助言頂いた方々に心から感謝します。

特に駒田コーチから偶然お伺いした指導理念と体験談は
実にタイムリーに、今の私の影の部分に光を当てました。
一人の選手をプロにするには
一人のコーチの力では決して成し得ないこと
複数のコーチからの違うアドバイスはむしろ必要なこと
その理由の意味の深さがよく解りました。

この二日間は、私を指導者として一回り大きく成長させてくれそうです。

【スクール】大阪サテライト三位2013/11/23 19:03

本校一般ジュニアコースの高橋匠(高1)が
大阪サテライト鶴見緑地大会(鈴木杯)U15で、三位に入賞しました。

大阪府テニス協会の大会では初入賞です。

【全般】父の同窓生テニスコーチご来訪2013/11/26 18:02

父の同窓生であるテニスコーチの
嬉しいご来訪がありました。
父の年代でテニスコーチを職業に選んだことが
素晴らしいと尊敬していた方です。

日本プロテニス協会の会員向けセミナーで
幾度かご一緒していた菊川コーチが
父の同級生と知って驚いてから
数えられないほど年を重ねました。

にもかかわらず現役プロコーチ! そしてダンディー!
後者は無理な目標ですが
前者は追い求め続けたい目標です。