【スクール】全日本ジュニア62012/08/07 17:43

全日本ジュニアU12ダブルスの萌百子がSFを62,60で勝ちました。

萌百子は、昨日もらった課題について
修復した部分の80%をちゃんと実現していました。
そして、『コーチ 観てっ!』が伝わりました。

全日本ジュニアの最終日まで選手のコーチとして臨席できることに
萌百子への感謝の気持ちを込めて
そしてパートナーへの感謝の気持ちを込めて
明日も会場のオフィシャル練習で
萌百子に飛び切りの自信を植え付けて決勝に臨ませます。

パートナーの紫帆さんのシングルスでの大願成就をお祈りしています。

【スクール】全日本ジュニア7(最終日)2012/08/08 22:25

全日本ジュニアU12ダブルスの萌百子は決勝で敗れました。
昨日のテニスなら優勝できたんじゃないかなと思います。
しかし一日違いで、あるいは相手次第で大きな変化を見せる・・・
それがU12というカテゴリーの特長でしょう。

しかし、決勝の相手は、一目見たときから決勝で当たるならこのチームと
思った通りの、よく育て上げられた素晴らしいチームでした。
準優勝でも胸を張って良いと思います。
私には大変嬉しい出来事がありました。
朝から盛田名誉会長が私に会いたいと、探しておられたとのこと。
関西協会の何人かの人に言われました。
片手バックのダブルスチームが盛田名誉会長の目に印象深くとまったそうです。

関西協会の方は、一人はそのコーチの元から半年前に離れたことを伝えたそうですが
幼少期から二人を指導してきたコーチに是非会って話がしたい』とのことでした。

私の片手バックの指導理念と
片手指導を珍しいもので終わらせるつもりはないことと
二人のお手本となった安鳩方をまず世に出す決意なので待っていて下さいという思いなどを
お話ししました。
そしてエールを頂きました。
大風呂敷とならないよう、明日から粉骨砕身、頑張ります。
パートナーとも一緒に写真をとおねだりしたら
無理を聞いて、雑誌取材中の紫帆さんを待って頂けました。

【スクール】全日本ジュニア余談2012/08/09 04:55

『ペアで練習してないから』は言い訳!に一部間違いがありました。
ペアでの練習を一度もしたことがありません・・・は間違いでした。
たった一度あったことをワイフから指摘を受けました。
1999年の全日本ジュニアで、QFを前にして
美紀に修正を加える必要を感じた私は、有明に空コートを幸運にも一面見つけました。
他チームの選手と組む場合、いくら気がつく点があっても技術的なアドバイスは越権行為です。
ですから美紀のみ練習するつもりでした。
ところが私の舌足らずが原因で、予約時間に二人揃ってコートに現れました。
困惑したものの、私は内容をうまくアレンジして、二人に均等に練習させました。
もちろんパートナーには、基本的なアドバイスに留めましたが。
しかし、この結果QF,SF,Fと絶好調の内に快進撃を果たしました。

2007年の全日本ジュニアでの、安鳩方・直子の優勝の影には
二人揃って技術の修正指導ができたという大きな武器がありました。
他チームの選手と組んだ場合のベア練習には積極的価値をあまり認めませんが
同じ所属のダブルスの場合の両人修正指導の価値は大きいです。

2012年、今回の全日本ジュニア。
勝ち上がれば対戦するのはこのチームだと捕捉した相手チームの
二人揃って指導を受けている姿を
何度も脅威と羨望の目で目撃していました。

【スクール】全日本ジュニア追記2012/08/09 06:29

今回の全日本ジュニアのエピソードを追加します。

ご無沙汰していた植田実コーチに再会しました。
私は『森美紀は元気にやってますか?』と尋ねられました。
1999年私は森美紀のダブルス表彰式前に、植田コーチに随分励まされたのでした。
http://tennistopia.asablo.jp/blog/2011/12/09/6237907
安鳩方の全国小学生の折にも声を掛けられたのに続いて
今でもその森美紀の名前と私を結びつけて覚えていてくれることに、またも強く励まされました。

U12ダブルス決勝の相手チームのコーチが試合後、挨拶に来られました。
その折、『角矢安鳩方っていう選手は今はどうされてますか?』
と信じられない言葉が続きます。
どん底と復帰の経緯を簡単にお話しした後
なぜ今は無名の安鳩方を覚えていてくれたのか尋ねました。
2007年の全国選抜で、教え子さんが片手バックの安鳩方に負けたので忘れないとのことでした。

先に書いた盛田会長をはじめ、このお二人、そして駒田コーチ、藤井コーチ、米沢コーチ・・・・
私は多くの方から元気と勇気を頂戴しました。

ほろ苦さもいっぱいあった全日本ジュニアですが
感謝に満ちた全日本ジュニアでした。

【スクール】大阪サマージュニア12012/08/10 21:19

2012年8月10日
全日本ジュニアの余韻漂う靫で、来シーズンが大阪サマーJr.としてスタートです。

U13ダブルスの菜那子・瀬間さんチーム,萌百子・みなみチームは、第3,第8シードです。
シードにあぐらをかいていたわけではないものの、好敵手に苦戦しながらのBEST8進出でした。

そして両チーム、BEST4を掛けて対戦しました。
萌百子・みなみチームが74の40-15を意気地無く落とした後
菜那子・瀬間さんチームが勢いに乗って97で制しました。

その後、菜那子・瀬間さんチームはSFで第1シードに、18と完敗しました。
しかしネットプレイでの得点率が相手の5%に対して27%でした。
このことは将来に繋がる戦い方でした。

菜那子にとって初の大阪ジュニアレベルでの入賞となりました。
ネットプレイが好きで、かつそれに素質のある菜那子には、励みになったはずです。