【ショップ】チューンナップ2012/04/04 21:51

最近、ショップの方では、ネット通販でもチューンナップの要望が増えました。

重さ、動的バランス、静的バランスこの3スペックを揃えたところで全く同じフィーリングが得られるとは限りません。
しかし、この数値が違っていたら別物であることは明らか!
急にガットが切れてラケットを持ち替えたらミス連発・・・
ということもあり得ます。

3スペックを揃える作業には、1,400~2,000円を頂戴しますが、3時間を超える場合もあり、割が合いません。
三つの数値の差を1以内に揃えることは難行な場合が多いのです。

時に、グロメットやバンパーに穴をあける1gの減量が攻防となります。
グリップ増量もレッド(鉛)テープ貼付けの手法は基本的に採りません。
間違いなく太くなりますから、内蔵が原則です。
増量も減量も、電動ドリルやエアーガンを駆使する大工仕事です。
ウレタン再成型を要する場合も多く、ロング加工と同様、深夜や早朝にウレタン成型工房にこもることになります。

過去のチューンナップのデータは分厚いファイルだけでなく、頭の中に詰まっており、この技は二代目に伝承して行かなければならないのに、つい独りでやってしまいます。

本校の大会一年生のジュニア達も、このチューンナップを施していない子は少数派です。

【スクール】サテライト第一回富田林大会優勝・準優勝2012/04/05 19:15

2012年4月4日のサテライト第一回富田林大会U12で、萌百子が優勝、みなみが準優勝し、立派なクリスタル楯を手にして喜んでいます。

一週間前に萌百子に起こったヒジの痛みは、笑い飛ばしていたお母さんに軍配が上がりました。
それは全快し、この日は尻上がりに快調に飛ばしたようです。
みなみはこの試合前の個人レッスンを全てセカンドサーブに充てたせいか、ストロークが不発だったそうですが、それでも頑張って決勝まで行ったようです。

【スクール】ジュニア卒業2012/04/06 08:21

大阪ジュニアが終わった先週、元ELITE(選手育成)コース生と話しました。
彼…『道を誤ったわ。 コーチの言う通りにしてたら、俺でも関西行けたよね?』
私…『君やったら全国で活躍できたで!』
彼…『でも、もう高校限りでテニスやめるわ。』

本校は、本校で小1までに始めた子で、小2までに入りたいと手を上げた子以外は、ELITEコースには受け入れないスタイルを採ってきました。
一面だけで個人レッスン主体方式のキャパだけが理由ではありません。
私の基本方針が『園児スタート 16歳開花』の10年計画だからです。

どうしても入れてほしいという熱意にほだされて、私は4年前、長年の鎖国を解きました。
テニスが好きで好きで熱心な彼は、その一年後、大阪ジュニア参戦から一年で本戦入りをしました。
しかし彼は、この春、関西から一度もお呼びがかからないままジュニアテニスを卒業です。

私は当時、近くの公立高校に進んで私の指導を受け続けることを薦めましたが、中学校の顧問が薦めるテニス推薦の道を選んだのでした。
意気揚々と入った私立高校は、入ってみて分かった思惑違いに、満ちていたようです。
それで、勝てないからだけではなく、徐々にテニスが嫌いになっていったとか。

私が指導していてもダメだったかも知れないことはそうですが
私には、人の道は、周囲の一言か二言の助言で左右されるものだと思えます。
いつの日か私の助言を聞いて、カンバックしてくれるといいのですが。

【スクール】園児スタート 16歳開花について2012/04/08 07:20

先の記事に書いた、園児スタート 16歳開花について書きます。
私は、小2年までに開発しなければ身につかない、と言われている『絶対音感』と同様に、『絶対ボレー感』があると信じています。
だから園児からネットプレーに多くの時間を割きます。
また、16歳以降に精鋭なボレーを身にまとうために有利な、片手バック習得の機会を、園児から奪うことをしません。
片手指導の理由は以前書きましたが、私にとっては、園児全員を両手で始めさせることこそ両手強要なので。

しかしこの二点は、小5まではストローク力において、決定的なビハインドとなります。
従って、勝つための指導しますが、小学時代は『勝て』とは言いません。

筋トレもしますが、競技力向上のそれではありません。
基礎体力の落ちている子供達がケガをしないための最低限の筋力保持のためです。
また、骨端線を刺激して成長ホルモンの分泌を促進する範囲です。
本校は練習時間が短いので、それを補うためです。

それでも、身体能力や向上心豊かなジュニアは、戦績を残してくれます。
重圧をくぐり抜けた頑張りがあったのですから、幸運も作用しなければ得られないものですから、次も勝とうと思い過ぎない配慮をして勝利は祝福します。

私は、大会会場で叱ることがあっても、決して負けを叱りません。
反対に、父母の勝ち負け論議を強くたしなめるのて、父母の不評を買います。
教えた武器とその戦術をいかに発揮したかを評価し、叱ることはあります。

武器は、まだまだ本人の所有物ではなく、コーチが貸し与えた物であり、その武器を使った戦い方は仮の姿です。
小中学生時代は、大会で使うことで、自分の所有物になるために、一歩ずつ近づくものですから。
勝ち負けにこだわると、何歩も何十歩も遠退くものですから。
私の実感では、本人の所有物になり始めるのは、16歳くらいからです。

これが『園児スタート 16歳開花』の真意です。

【スクール】市長表敬訪問2012/04/13 14:23

2012/04/10安鳩方がITFブルネイG4で準優勝したことを報告するため、阪口シンロク高石市長を表敬訪問しました。

高石市公式ブログに掲載されました。
http://takaishi.seesaa.net/?1308012408